第14試合【じろう、フットサルの時間】上手いかどうかより、大事なこと
昨日は、じろうのフットサルの日。
しかも珍しく私は平日休み。
ということで、送り迎えだけじゃなくて、最初から最後までガッツリ見守ることができた。
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ボールタッチ、ドリブル、地道な練習も嬉しそうに
練習の序盤は、基礎の繰り返し。ボールタッチ、ドリブル、ターン。
じろうはフットサルを始めて、まだ2ヶ月。けど、見てて思った。
あ、上手くなってる。
「止める・蹴る」の基本が、ちゃんと身についてきてるのがわかる。
もちろんまだ粗いけど、そのぶん“伸びしろだらけ”。
それより何より嬉しかったのは、ずっと楽しそうにやっていたこと。
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ミニゲームで見せた、成長の一瞬
ラスト15分はミニゲーム形式。
3対3、4対4くらいの人数で展開。
じろう、ボールを持った瞬間に前へ。
相手の足をかわして、そのままシュートまで持ち込んだ。
ゴールにはならなかったけど、その姿勢にグッときた。
「チャレンジしてる!」
ミスを恐れず、体をぶつけて、最後までやり切ろうとする姿は、嬉しい瞬間だった。
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上手いとか下手とか、それって二の次
正直、技術が上がるのは嬉しい。そりゃ親だからね。
でも、それ以上に思ったのは、
**「本人が楽しいと思えてるか」**っていうことの方が、ずっと大切だなと。
・誰かに言われたからやる ・上手くならないといけないからやる
じゃなくて、
「やりたいからやる」
これがある限り、技術なんてきっと、後からいくらでもついてくる。
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親の役目は、黙って見守って、終わったら全力で語り合うこと
練習が終わったあとは、 「今日はすごかったね」 「〇〇のドリブル、よかったよ」 「惜しかったなー、あのシュート!」
って、沢山褒めて、二人でサッカー談義。
うまくいったことも、ちょっと悔しかったことも、全部“楽しかった”で終わるなら、それでいい。
子どもがスポーツを楽しめてる、その時間を一緒に味わえることが、何より幸せだなって思えた夜でした。
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第13試合【スポーツと言葉の力】ペップトークで、やる気は生まれ変わる!
「また練習?」
「なんか気分のらない」
「どうせ無理だし…」
なーんて、言葉、いちこ、じろうもいつか言うのだろうなーと思った。
今日はじろうのフットサルの日。
一緒に練習していた男の子が、ボールが怖いと泣いていた。
一方、付添のお父さんは「目で追わないから怖いんだよ!ちゃんと、見れば怖くない!」と説得している。
いやー、怖いものは怖いよ。
ふと、自分の子供に置き換えて考えたら、いずれ、同じように何かのきっかけでモチベーションが落ちること、あるだろうなと思った。
いちこ、じろう、二人とも、今はやる気に満ちている。
バスケも、水泳も、体操も、そこそこ楽しんでいる。
でも、その日がいつまでも続くとは限らない。
いつか「もうやりたくない」と言う日が来るかもしれない。
その時に備えて、パパは“言葉の準備”をしておきたいと思った。
今回は、スポーツの現場で証明されてきた“ペップトーク”をテーマに、やる気を引き出す魔法のような声かけを紹介したい。
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そもそもペップトークって?
ペップトーク(PEP TALK)とは、もともとアメリカでスポーツの試合前に監督やコーチが選手に向けて行う「短くて前向きな激励スピーチ」。
これが、教育現場・ビジネス・そして育児にも応用されるようになってきた。
ペップトークのポイントは3つ:
否定しない
信じる気持ちを伝える
前向きにチャレンジを促す
「頑張れ!」だけじゃなく、「あなたならできる」「ここまでやってきたんだから大丈夫」と信頼ごと渡すのが肝。
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ペップトークのエビデンス
心理学や脳科学の研究によって、前向きな言葉には以下の効果があることがわかっている。
ドーパミンやセロトニンの分泌 → モチベーションや幸福感が上がる
集中力の向上 → 「やる気が出る」と感じやすくなる
ネガティブな自己評価を防ぐ → 挑戦への意欲が続く
さらに、米国心理学会の研究では、コーチの前向きな声かけを受けた選手は、試合中の成功率が平均で15%以上向上したという報告もある。
つまり、言葉ひとつで選手のパフォーマンスが変わるのは、理屈でも説明できるということ。
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実際のスポーツ界の名言たち
◯ 栗山英樹監督(WBC2023優勝監督)
「野球の神様がいるとしたら、それは君たちの頑張りをちゃんと見ている」
→ 結果よりプロセス。努力を信じる声かけ。
◯ ジョゼ・モウリーニョ監督
「君たちは負け犬ではない。ただ、まだ勝っていないだけだ」
→ 否定から入らず、未来を肯定する。
◯ 森保一監督(日本代表)
「楽しんでやろう!後半、点を取るぞ!」(2022W杯 ドイツ戦)
→ 試合中でも「楽しめ」と言える柔らかさが選手の肩の力を抜いた。
◯ 大谷翔平選手
「やるか、もっとやるか」
→ 究極の自己ペップ。迷ってる暇がなくなる(笑)

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子どもの習い事に効く!声かけ実例
▶︎ モチベーションが落ちたときの一言
「今日はやりたくない気分だね。そんな自分にちょっとだけ勝てたら、めちゃくちゃカッコよくない?」
「“やる気があるときしかやらない”のは普通。“ないときにも少しやる”のが強さだよ」
▶︎ 挫折したときに効く言葉
「失敗って、“うまくいかなかった方法がわかった”ってことなんだよ」
「“うまくいかない時”こそ、あとで語れる大事な瞬間になるんだ」
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で、我が家の場合は?
いちこ(バスケ・水泳・体操) → 今は楽しんでる。でも、やがて「練習めんどくさい」が来る未来も想定済み。
じろう(フットサル・水泳・体操) → まだまだ前向き。でも、ちょっとずつ「やらされ感」が見え始める日が来るかもしれない。
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子ども別・声かけ実践例
▶︎ いちこの場合
【Before】 「さぼらないで、行くよ!」
【After】 「いちこが頑張ってきたの、パパ知ってるよ。今日の練習で“これだけはやる”って自分で決めてみたら?」
→ 自分で目標を決めることで、気持ちが前向きになる。
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▶︎ じろうの場合
【Before】 「またダラダラして…行きたくないならやめる?」
【After】 「ダルい日もあるよね。そんな中で“ちょっとだけ頑張ったじろう”って、すごくない?」
→ 気持ちを受け止めつつ、行動に意味を与える。
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まとめ:スポーツも育児も、声かけが空気を変える
努力は、本人しかできない。だけど、応援は、親にしかできない。
たった一言が、「やるかやらないか」の分かれ道になる。
スポーツを通して学ぶのは、技術だけじゃない。 人を信じること、言葉の力を信じること。
そして、子どもたちがいずれ仲間を励ます言葉を持てるように、 まずは親が「言葉の背中」を見せていきたい。
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第12試合【プールのやめどきって、いつなんだ問題】
〜バタフライが飛んでいく日〜
「いちこ、今日は何泳ぐの?」
「んー、今日はバッタ(=バタフライ)かな」
「じろうは?」
「おれもバッタ」
……え、バッタ?
バタフライなんて、パパ、小学校のときちょっと習って、そのまま沈んだ記憶しかない。
もうね、どこまで進んでるのか、正直わからない。
でも気づけば、ふたりともクロール、平泳ぎ、背泳ぎをクリアして、いよいよバタフライに挑戦中。
こっちの想定より、だいぶ先まで来てる。
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水泳って、どこまでやればいいの?
始めたころの目標は、いたってシンプルだった。
「海で死なないように」これだけ。
逆にいえば、「平泳ぎができればクリアじゃね?」とも思ってた。
でも気づけば何年も通ってる。
習い事としては長寿選手だ。
じゃあ、この先いつ、どうやって“卒業”を決めるべきか。
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まずは現状把握から:泳げる子って、どれくらい?
文部科学省の調査によると、小学生(高学年)で「25m泳げる」と答えた子の割合は約75%。
つまり、4人に1人は泳げない。
中学生になっても100%にはならない。
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水泳の有効性:習わせる意味はある?
ある。めちゃくちゃある。
・全身運動でバランスよく体を使える
・心肺機能が上がる
・ケガのリスクが低い
・集中力、忍耐力もつく
そして、生涯スポーツとして続けやすい。
大人になっても、プールで泳ぐ人は多いよね。
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有名人にも“水泳っ子”は多い
たとえば、フィギュアスケートの羽生結弦選手。実は幼少期に水泳をしていた。
体幹の安定や柔軟性に役立ったと本人も語っている。
また、プロ野球のダルビッシュ有選手も、小学校時代はスイミングスクールに通っていた。
心肺機能のベースは水泳で培われたといわれてる。
トップアスリートの土台作りにも、水泳はよく出てくる。
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選手コース、目指す?いや、それとも…
ふたりとも、特に「選手コース行きたい!」とは言っていない。
今は週1回、自分たちでバスに乗って、淡々と通っている。
タイムに燃えてるわけでも、バッジテストを狙ってるわけでもない。
だけど、**“通ってるのが当たり前”**になってる。
惰性になってきた?
いや、それはちょっと違う。
上達しているし、本人たちが「やめたい」とも言っていない。
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じゃあ、やめどきはいつ?
正直、正解はないのかも
ただ、「辞めてもいいかな」と親が思ったとき、以下の視点で考えるといい。
✅技術的な到達度
→ 平泳ぎで50m以上泳げるなら、“溺れない”という最低目標はクリア。
✅本人のモチベーション
→ 「楽しいかどうか」。これがなくなってたら、続ける意味は薄くなる。
✅他の習い事や生活とのバランス
→ 時間や体力、家庭のスケジュールが苦しくなってきたら見直し時。

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我が家のスタンス:やめるのは“いつでもいい”けど、“ちゃんと話して決めよう”
パパとしては、こう思ってる。
「辞めてもいいけど、その時は“卒業理由”はちゃんと話し合いたい」
たとえば、「もう習得したから」「他にやりたいことがあるから」なら、全然OK。
逆に、「なんとなくめんどくさい」「続けてる理由がない」なら、それは話し合おうぜ、と。
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まとめ:バタフライの先にあるもの
水泳は、「泳げるようになる」っていう目標が明確なぶん、やめどきも見えやすい。
でも、本人が「もっとできるようになりたい」と思ってるなら、もうちょっと見守っていい。
いちことじろうにとって、水泳は“学び”というより、“習慣”になってる。
その日々の積み重ねこそが、きっとどこかで力になる。
バタフライのように、大きな手で水をかき、次のステージへ飛び出す日まで。
パパは、黙って見守っていこうと思う。
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【第13試合】「やらせる」じゃなく「続けたくなる」――スポーツと子どものモチベーション管理論
「今日はプールの振替日だよ」と告げたら、
> いちこ「えー! 聞いてない!行きたくない!」
> じろう「今日だったっけ?行くわ!」
……予想、完全に逆。
パパ的には、
いちこは行くだろう、じろうは渋るだろうと思ってた。
けど、そういかないのが育児。
いちこ、じろうのような低学年の頃のスポーツって、
“やる気”が100%じゃないと、なかなか成立しづらいなんだと、改めて実感した。

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◆ スポーツ継続のカギは「自己決定理論」にあり
スポーツ心理学における最重要理論、**Deci & Ryanの「自己決定理論(Self-Determination Theory)」**では、
動機づけには以下の3つの欲求が必要とされている。
1. 自律性(Autonomy):自分で選んでいる感覚
2. 有能感(Competence):できるようになっているという実感
3. 関係性(Relatedness):誰かとつながっている感覚
この3つが満たされると、
人は“内発的動機”で行動し始める。
反対に、満たされないと、
いずれ「やらされ感」に変わり、スポーツが苦痛になる。
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◆ じゃあ、どうすれば“内発的に”続けてくれる?
結論から言うと、
「行きたくない」「今日は気分じゃない」という日は、
無理に行かせるのではなく、“問いかけて考えさせる”のがベスト。
今回の我が家のケースでは――
> 「じゃあ、今日は休もっか」
「でも、どうして行きたくなかったのか、自分の気持ちを言葉にしてみよう」
というスタンスで話した。
いちこは、こう答えた:
> 「平日で疲れてるし、準備してなかったし…気持ちが乗らない」
立派な自己判断。
(親バカですね)
そのあと、彼女は自分で宿題を進めていた。
「サボる」じゃなくて「切り替える」ってことが、ちゃんとできていた。
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◆ 有名人の中にも「やらされなかった人」が多い
◎ 大谷翔平(野球)
高校時代から「目標達成シート」を自分で管理。
監督や親は「やれ」とは言わなかったが、“自分で決めたことをやる”仕組みを支えた。
「親がやらせなかったことが、モチベーションを維持できた理由」とも語る。
◎ 羽生結弦(フィギュア)
「しんどくなったら一旦離れる」スタンスを大事にしていた。
「やる気がない時に無理すると、楽しいことまで嫌いになる」と発言。
モチベの波を無理に押さえ込まない。
◎ 本田圭佑(サッカー)
「サッカーやるなら本気で」と言われたが、
強制ではなく、“その気にさせる声かけ”をされた経験が大きかったと語っている。
自己決定に繋がるような仕掛けと声かけが子どものやる気を引き出す。
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◆ 親は“監督”じゃなく“コンディショニングコーチ”でいい
我々親は、
勝利至上主義のコーチじゃなくて、
「モチベを整えるプロ」になればいいと思っている。
無理強いしない(自律性)
昨日より1つでもできたら褒める(有能感)
一緒にやろうか?聞いてみる(関係性)
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◆ スポーツを通して、学力・非認知能力も伸びる
慶應義塾大学の研究では、
小中学生の週3回以上のスポーツ活動経験が、非認知能力(Grit・自己統制・協調性)を高めると明らかにされた(阿部宏史, 2021)。
さらに、文科省の調査でも、
「運動をしている子どもは、学力調査の得点も高い傾向」が見られる。
でもこの成果も、“やらされている”子には出ない。
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◆ 今日のまとめ:サボり?いや、違う?
いちこがプールを休んだこと。
それはサボりとか、甘えとか、になるのかもしれない。
でも、
「自分の状態を把握して、言語化し、
やるかどうかを自分で決めた」経験だった。
次に行くとき、
たぶん彼女はちょっと強くなっている。
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だから、今日の一言。
> やらせるより、やりたいと思わせる。
子どものスポーツにおける“親”の、最も重要な役割と信じている。
【第12試合】スポーツは子どもの“学力”と“人間力”にどう効くのか?――科学的に読み解く育ちの話
「スポーツをやってる子は、勉強もできるってホント?」
子育て中のパパママなら、一度は聞いたことがあるこの話。
感覚的には「たしかにそんな気がする」けど、
本当にそうなのか? どうしてそうなるのか?
今回は、科学的な研究+著名人の実例をもとに、深掘りしていきます。
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◆ エビデンス①:運動と脳の発達
ハーバード大学の神経科学研究チーム(John J. Rateyら)によると、
運動はBDNF(脳由来神経栄養因子)の分泌を促し、記憶力や思考力を高めるとされています。
BDNFは「脳の肥料」とも呼ばれ、
シナプスの可塑性(学習能力の基盤)を高める働きがある。
つまり、運動は単なる体力アップじゃなくて、
“学びやすい脳”をつくるための条件でもあるということ。
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◆ エビデンス②:日本国内の調査
文部科学省の「全国学力・学習状況調査」(2015年)では、
運動習慣がある児童・生徒ほど、学力テストの正答率が高い傾向が示された。
また、慶應義塾大学の研究(阿部宏史ら、2021)では、
スポーツ活動の経験がある子は、**非認知能力(Grit、自己統制、協調性など)**が高いと報告。
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◆ 非認知能力ってなんだ?
非認知能力とは、以下のようなテストの点数に現れない能力のこと:
自制心
粘り強さ(Grit)
目標へのコミットメント
集中力
他者との協働スキル
これらは人生の成功や幸福感と強く関係するとされ、
スタンフォード大学のキャロル・ドゥエック教授や、ノーベル経済学賞受賞のジェームズ・ヘックマンも強調している重要スキル。
スポーツは、これらの力を自然な形で体得できる場だと言われています。
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◆ 有名人に見る“スポーツ×学力”の実例
● イチロー
子どもの頃から野球漬けの日々を送りながらも、ノートに毎日の反省を書き綴る自己省察力の高さが有名。
また、試合後のコメント力、話の構成力はプロ顔負け。これは言語化スキル=思考力の表れ。
● 大谷翔平
花巻東高校時代から「目標達成シート」で自己管理能力と長期視点での行動計画を実践。
成績もトップクラスで、まさに文武両道のモデルケース。
● 本田圭佑
元日本代表の本田圭佑も、リーダーシップや目標意識、自己肯定感の育成が成績と連動していると語る。
指導者として「教育×スポーツ」の可能性に注目し、自ら小学生向けのサッカースクールを展開。

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◆ 習い事と部活動の役割は違う
習い事 部活動
指導の個別性 高い 低め
自由度・柔軟性 高い 低い
責任感・集団意識 やや弱め 強い
継続性 安定しやすい 精神的に浮き沈みが出やすい
コーチの質 ピンキリ 学校の先生の経験に依存
どちらが優れているか、ではなく、
子どもの個性と家庭の目標に合っているかどうかが重要。
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◆ 我が家のスタンス
じろう(小2)はフットサル、
いちこ(小3)はバスケ。
ふたりとも、体操と水泳も習っている。
週に4つも運動系の習い事…って聞くと、
「やりすぎじゃない?」という声もあるけれど、
本人たちが「楽しい!」と思っていて、
実際に集中力・生活リズム・学習への前向きさにもつながってるから、今のところは続行中。
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◆ 親の立場からできること
勝ち負けに過剰に反応しない
体調と感情の変化に気づいてあげる
スポーツを「結果」でなく「過程」で褒める
“なんのためにやってるか”を親がちゃんと理解する
スポーツは道具。
子どもが人間的に育つための、最高に効果的で楽しい道具。
それをどう活かすかは、やっぱり親のスタンスにかかってる。
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今日の結論(というより、問い)
> 「スポーツをやると勉強にいいですか?」
という問いには、
「“正しくやれば”めちゃくちゃ効果あります」と答えたい。
【第11試合】なんとなく、が続いた先に。水泳がくれたもの、考えてみた。
毎週土曜日の昼過ぎ、
いちこ(小3)とじろう(小2)は、
自分たちでバスに乗ってプールに通っている。
なんだかんだで、もう5年目。
「よく続いてるなぁ」と思うと同時に、
ふと、こう思った。
“水泳って、どんな効果があるんだろう?”

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“やってて当たり前”になってたプール
我が家の水泳習い事歴は長い。
たぶん最初は、“体力づくり”とか“全身運動になる”とか、
なんとなくいいらしいって理由で始めた気がする。
でも今となっては、
週末の予定にすっかり組み込まれてて、
子どもたちも特に文句も言わず、
「今日プールの日だよ〜」の声に普通に「うん」と返す日常。
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改めて、プールのメリットって?
ちょっと真面目に、
パパなりに調べてみた。
文献、ブログ、YouTube、ネットサーフィンしまくった結論。
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【1】呼吸機能・心肺能力が鍛えられる
水中で呼吸をコントロールする必要があるから、
自然と息のコントロール力がつく。
持久力もアップするし、風邪もひきにくくなるという話も。
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【2】全身運動でバランス良く鍛えられる
水泳って、腕も脚も体幹も使う。
しかも、水の抵抗という負荷の中で動くから、
筋肉のバランスがよくなるらしい。
そして何より、ケガが少ないのが良い。
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【3】集中力・自己管理力が育つ
タイムを縮めたい
フォームを意識したい
目標のバッジを取りたい
こういう小さなゴールを積み上げていくなかで、
集中力とか、**“継続する力”**が育つ。
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【4】“水に慣れる”って生きていく上で大事
これは実体験だけど、
海や川、プールなど、水に対する恐怖がないってだけで
いろんな場面でのびのび行動できる。
「海こわ〜い!」ってならないって、
意外と大きなアドバンテージ。
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で、うちの子たちは?
本人たちが「水泳が自分の得意なこと」って、
思ってくれてたらいいなと思う。
表彰バッジをもらったときの誇らしげな顔
クロールができた!って報告してくれた日
プールの友達と笑いながら歩いてる後ろ姿
あれが「自分はこれ、できるんだ」っていう
ちいさな誇りになってるとしたら、
それだけで続けてきた意味がある。
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今日の“スポこど”メモ
【こども目線】
・水泳は、できるようになるまでが早くない。でも“できた!”の達成感がちゃんとある
・通い続けることで、「自分の場所」になってくる
【おとな目線】
・気づけば5年続いていた、頑張ったね
・続けてることそのものが、子どものプライドになる
・改めて、「習ってる意味」を言葉にしておこうと思った
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最後に。
いつか、いちこやじろうが大人になって、
「あー、俺(私)昔スイミングずっとやってたな〜」なんて
ポロッと口にする日が来たら。
そのとき、
ちょっとでも笑って話してくれたら、
それが**“意味のあった習い事”**だったってことだと思う。
【第10試合】楽しいって、続ける理由。でもそれだけじゃ足りない気もした朝。
今日は木曜日。
いちこ(小3)とじろう(小2)のバスケの日。
じろうはいつものように、
家の中で静音性の高いスポンジバスケットボールをポンポンついてる。
一方で、いちこは、最近はあまりボールを触らない。
本を読む時間のほうが好きみたい。
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昨日は学校をお休みしたいちこ
珍しく、体調不良で学校を休んだいちこ。
でも、夕方には元気になって、
「明日は学校行けそう!」と前向きな様子だった。
今朝も元気そうだったので、
「今日のバスケ、どうする?」と聞くと――
「んー、病み上がりだから…」と、濁す。
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パパは気づいてる。モチベーションが下がってるって。
体調だけの問題じゃない。
たぶんいちこは、今、ちょっとだけ
バスケのモチベーションが下がってる。
なんとなく、わかるよ。

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声かけに迷う朝
こういうとき、声かけが本当に大事だと思ってる。
「元気そうだから行けるでしょ!」
「せっかく月謝払ってるんだから!」
…って言いたくなる気持ち、めっちゃある。
でも、それは絶対に言ってはいけないと思ってる。
かといって、
「じゃあ今日は休もうか」って即決するのも違う。
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こう言ってみた
「今日は休む?病み上がりで、ぶり返しても嫌だもんね。」
って、ワンクッション挟んで伝えてみた。
すると、いちこがぽつりと、
「休んでいいの?」と聞いてきた。
私はこう答えた。
「遊びなんだから、無理して行くことないよ。
楽しいことが一番大事だから。」
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この声かけ、正解だったのだろうか
自分の中で、ちょっと悩んでる。
“楽しいが大切”
…それはずっと言ってきたこと。
でも、もし「楽しくない」と感じた瞬間に
子どもがスッと辞めたくなったとき、
基礎トレーニングや地味な反復に嫌気がさしたとき、
踏ん張る力が育っていなかったら――
それは私の声かけの責任でもあるのかもしれない。
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今日の“スポこど”メモ
【こども目線】
・「無理しなくていい」と言われた安心感
・でもその中に、ちょっとだけ“自分で決める”重みもあったはず
【おとな目線】
・声かけひとつで、子どものスポーツ人生が変わるかもしれない
・楽しい→続ける→好きになる→地味な努力も耐えられる
この流れを信じて、もう少し見守ってみよう
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最後に。
スポーツって、
楽しいときは勝手に頑張れる。
でも、楽しくなくなったときにどうするかが、
“続ける力”を左右する。
だから今朝の私は、
“行け!やれ!”じゃなくて、
“じゃあ今日は休もうか”でもなくて、
「どうしたい?」と聞ける親でいたかった